発達にそった運動で抜けている部分を埋めていきます
【足・足首を土台に、左右別々の動きを育てる】
ある子どもの指導の際のアドバイス。
膝立ち、片膝立ち。
片足立ち(イスを後ろに置いて、上げた足を座面に乗せる→イス無しで)
蹲踞の姿勢(イスの座面に手を置いて→イス無しで)
爪先立ち(イスの背もたれを持って→イス無しで)
足首の発達のための練習です。
仰向けで、
足の曲げ伸ばしを、カウントに合わせて。
両膝を立てて、左右に倒す(ひねる)。
仰向けで、
右足を曲げて、右手で右足の膝をタッチ
右足を曲げて、左手で右足の膝をタッチ
発達の順としては、
両足跳び(両側)→片足跳び(片側だけ)→左右が違う役割を同時に動く(左手で紙を押さえて右手で消すなど)
です。
左右の練習が必要です。
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子どもの動きを見せていただき、それにそったアプローチを考えます。
なるべく近道を。
大人になる前に、大きくなってしまう前に。
働ける身体と心と社会性、そこから逆算して、今できるステップを踏んでいってほしいです。
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発達のステップを踏んでいくことで、療育を始めるまで左右が分かっていなかった中学生の男の子は、左右が分かるようになりました。
左の方に動く
右の方に動く
いちばん左
いちばん右
いちばん前
いちばん後ろ
というような空間を認識することも、運動を通して育てていき、出来るようになりました。