人に合わせるために

相手に合わせて、自分の行動を制御する

理屈ではなく、身体で合わせる感覚をつかむ

 例えば、

 「二人一組でする運動」として、

 <背中(お腹)と背中(お腹)でボールを挟んで歩く>

 を考えます。

  

 この運動は、

 ・非言語的コミュニケーション

 ・自己と他者の認知

 に働きかけることができます。

  

 非言語的コミュニケーションとしては、

 【ボールを挟む】

 【ボールを挟みながら進む】

 という動きの中に、

 ・相手との動きの調整

 つまり、

 挟むタイミング

 挟む力の入れ具合

 進むペース

 などを意識しなければなりません。

  

 自己と他者の認知としては、

 【自分や相手をどういう存在として理解するか】

 相手に合わせる自分

 自分の力の入れ方、相手の力の入れ方

 自分の進むペース、相手の進むペース

 一緒に協力し合う相手という認知・対人意識

 ということを学ぶことができます。

  

 このようにして、運動を通して社会性を高めていきます。

 運動を使ったコミュニケーションなのです。

 ですから、自分勝手にグングン進めていくような運動、独りで走ってゴールというような運動は、講座の内容にはなりません。

 

 背中にボールを挟んで動くことは、背中を感じる(ボディイメージ)、背中への意識を育てる、ということにも役立ちます。


かくたつ播磨

店主・守本 悠哉(社会福祉士・公認心理師)

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*強度行動障害(自傷や他害、多動、こだわり、大声など)で困っているお子さんや成人の方、ご家族に、自宅で、施設で出来る改善方法をお伝えさせていただいております。

*発達障害・自閉症の療育として、身体の発達と運動と算数学習に重点を置き、ご本人が成功体験を積みながら、衝動をコントロールし、ご家族と一緒に暮らせるように支援しています。

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