マイペースも良い時は良いけれど…
【ユアペースができれば、孤独にならず、一緒に過ごすことができます】
「マイペース」は自分のペースで動くこと、とします。
マイペースだけでいい、ということは、周りがその子のペースにすべて合わせるということになります。それでは周りは受け入れられない。一時的には可能でも、ずっとは続きません。就職は難しいでしょう。
何より、周りから受け入れられていないというのは辛い。自閉症の子はそんな感情はない、なんてことはありません。
「ユアペースができる」とは、相手のペースに合わせられる、ということ。
相手に合わせる力を身につけることができれば、周りから受け入れられやすくなります。就職しやすくなります。
ユアペースができれば、
選択肢が増えます。
(あそこには行けない、参加できない)
選択肢が増えれば、多くの経験ができ、人生の幅が広がります。
幸せが増えます。
ゆったりと外出を楽しめます。
(ずっと気を張って、緊張して、クタクタになる外出…
本人の行きたいとことばかりで、自分や兄弟姉妹の行きたい所へ行けない外出…)
練習すれば、相手に合わせる力は身につきます。
まずは、親と子の関係で、親に合わせられることを目指します。
運動を通して、カウントに合わせて、言葉に合わせて、できたという気持ち(達成感)と褒められている・認められているという気持ちを感じ、相手に合わせる力を身につけていってほしいです。