ソーシャルスキルを体現するのは身体の動き、身体の動きは神経の発達がつくる

ソーシャルスキルを発揮できる身体づくり

【理屈だけではできない・実体験が必要です

 ソーシャルスキルは、人との付き合いや集団行動において、お互いが気持ちよく過ごせるためのものです。

  

「スキル」つまり「技術」です。

「技術」を机の上だけの勉強で活かせるようになるでしょうか。

  

例えば、わたしたちはヒットの打ち方を、教科書でまたはプロ野球選手の話から「知る」ことはできます。

「技術」の「理屈」は理解できます。

  

それで、実際に打席に立って、ヒットを打てるでしょうか?

打つのは難しいですよね。

  

そもそも、発達に課題のある子ども、認知に課題がある子どもに、ヒットを打つ必要性や打ち方(理屈)を「言葉」で説明しても、イメージすること、理解すること自体が難しいと思います。

ヒットを例えにしましたが、〇〇マニュアルみたいなものを読んでも、実際に行動に移せない、それは僕たちにとっても普通のことだと思います。

  

また、シミュレーションやロールプレイでは、想像性や応用に問題があるため、全く同じ場面だけでしか通用しないという可能性が高いと思います。

  

わたしたちが、机上の勉強や決まり文句・パターンを覚えるだけでは、実行できないのと同じように、子どもたちがソーシャルスキルを身につけるためには【実体験】が必要なのです。コミュニケーションがとれた、つながった、合わせて動けた、成功した、そういう実感のある体験です。

そして、変化球がきても打ち返せる(受けとめられる)、対応できるような【身体をつくる】ことが必要なのです。

  

『ソーシャルスキルのための基礎の身体づくり』

『実体験』

それらを身につけていくために、運動を媒体にしています。

  

「なぜ運動なのか」

  

運動・体操を通じて、

 ・自分と相手の境界線を知る

 ・他人と場を共有することを覚える

 そのために

 ・自分の身体をつかむ

 ・身体の使い方を制御・調整する

 ・正しい身体の使い方を覚える

 ことを目指します。

  

運動を通して、身体の動きを意識するということは、自分自身を意識するということです。

それを身につけていけば、ソーシャルスキルを発揮できます。

 

そして、身体を動かすのは神経です。

神経を発達させることが重要なのです。

 


かくたつ播磨

店主・守本 悠哉(社会福祉士・公認心理師)

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*強度行動障害(自傷や他害、多動、こだわり、大声など)で困っているお子さんや成人の方、ご家族に、自宅で、施設で出来る改善方法をお伝えさせていただいております。

*発達障害・自閉症の療育として、身体の発達と運動と算数学習に重点を置き、ご本人が成功体験を積みながら、衝動をコントロールし、ご家族と一緒に暮らせるように支援しています。

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